製作実績・課題解決事例
複数のR形状を、プレス加工で安定量産。
この部品は、もともと手曲げの板金加工でつくられていました。
一点ずつ、人の手で曲げていく方法です。
少ない数量であれば、それで十分に対応できます。
ただ、数量がまとまり、量産段階に入ってくると、状況が変わってきます。
一点ずつの作業では、どうしても仕上がりに差が出やすい。
数が増えるほど、納期にも余裕がなくなってきます。
「同じ品質のものを、安定して、まとまった数で」
そうした段階では、別のつくり方が向いてくることもあります。
そこで取り組んだのが、手曲げで行っていた加工を、プレス加工へと落とし込むことでした。
この部品には、複数のR形状があります。
曲線の組み合わせを、ばらつきなく再現するのは、簡単なことではありません。
その形を、単発金型として設計・製作。
精度を第一に、何度も確かめながら形にしていきました。
外径を抜き、タレットパンチで加工し、プレスで成形する。
その後の調整、アルマイト処理まで含めて、中條製作所で一貫して進めました。
つくり方そのものを見直すことで、品質を安定させる。
そうした工程の組み立てから、ご一緒させていただきました。
プレス加工へ切り替えたことで、いくつもの変化がありました。
納期が短くなった。
仕上がりの精度が、安定した。
コストを抑えられ、量産にも対応しやすくなった。
その点が、お客様からの評価につながりました。
| 案件名/製品名 | AJSスピーカーカバー |
|---|---|
| 用途・分野 | 車載用回転灯 |
| 材質 | A5052H34 |
| 板厚 | 1.2mm |
| 加工内容 | 外径抜、タレパン、プレス加工、調整、アルマイト |
| 金型の種類 | 単発金型 |
| 金型の仕様・こだわり | 精度重視 |
| 加工の難易度ポイント | 複数のR形状 |
| 使用プレス機 | 60〜110t |
| 生産数量 | 100〜1,000個 |
| 担当範囲 | 金型設計〜製作、プレス加工、試作〜量産 |
つくり方を見直すことで、解決できる課題もあります。
「いまの工法で、量産に対応できるだろうか」
「精度や納期を、もう少し安定させたい」
図面の段階から、つくり方も含めてご一緒に考えます。
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