生産ラインを
止めない金型継承。

古い金型の復元〜量産加工までワンストップ。
部品調達の不安を根元から断ち切ります。

金属プレス業一筋 50年以上のノウハウ
メーカー直接取引 30年以上による確かな品質
ISO9001取得

現在こういう状況であったり、
このような問題に直面する可能性はありませんか?

  • 長年取引してきた部品供給元の廃業・撤退により、プレス金型の修理や部品調達が困難に
  • 金型が破損しても図面がないため復元できず、生産ラインが止まってしてしまうかもしれない
  • 新たな供給元を探すにも、品質の低下や納期遅延の不安がある
  • 部品調達における困窮をまとめて解決してくれて、安定供給を可能にできるパートナーを探している

中條製作所の「金型継承支援サービス」の特長

「ハイブリッド金型再生技術」による高精度な復元力

古い金型を前に「もう使えないのでは」と感じたことはありませんか。
中條製作所は、40年以上の職人技と3Dスキャン・CAD技術を融合。
図面が残っていない金型でも、現物から形状を正確に読み取り、再設計。
さらに「金型寿命をどう延ばすか」「工程をどう最適化するか」など、製造現場の視点に立った提案を欠かしません。
“再生”にとどまらず、“より長く活躍できる金型”へ。
それが、中條製作所の「ハイブリッド金型再生技術」です。

調達リスクを軽減する「真のワンストップ体制」

金型再生後、「量産はどこに?」と悩む必要はありません。
中條製作所なら、試作から量産まで一貫対応。供給先を探す手間もコストもゼロにし、納期短縮と品質安定を両立。
金型設計と加工現場が密に連携してるからこそ、「製造コスト削減」と「工程の簡略化」を実現し、生産ラインを止めない仕組みを整えています。“再生して終わり”ではなく、“安定供給まで寄り添う”。それが、私たちの考える「真のワンストップ体制」です。

長年のメーカー直接取引で培った「中條クオリティ」

自動車・LPガス・車載用回転灯をはじめ、近年では船舶や鉄道関連まで、多様な分野のメーカーと30年以上にわたり直接取引を続けてきました。
その中で培ったのは、複雑形状や高精度が求められる製品を、確実に形にする技術力です。その対応力が、「中條に頼めば何とかしてくれる」と言われる理由。ISO9001を取得し、全工程で検査・改善を徹底。不適合品の発生率は限りなく0%に近い水準を維持しています。安定した品質と納期を支えるのが「中條クオリティ」です。

SERVICE

サービス内容

プレス金型の修理・
メンテナンス・
オーバーホール

プレス金型の改造

金属プレス加工

修理・改造対象について

※〇は対応可能、×は対応不可となります。

対象の金型は上限サイズ:1,000mm×700mm×420mm、上限重量は上下あわせて0.5トンまでとなります。

金属加工別分類

  • プレス加工の金型
    対応可能
  • 射出成型の金型
    対応不可
  • 鍛造の金型
    対応不可
  • ダイカストの金型
    対応不可

プレス加工の金型の中で

  • 図面なし
    対応可能
  • 他社製
    対応可能
  • 海外製
    対応可能
  • 単発プレス金型
    対応可能
  • 順送プレス金型
    対応可能
  • 図面なし
    対応可能

被加工材の素材

  • 鉄鋼材をプレスする金型
    対応可能
  • ステンレスをプレスする金型
    対応可能
  • ハイテン材をプレスする金型
    (要確認)
    (要確認)
  • アルミをプレスする金型
    対応可能
  • マグネシウム合金のプレス金型
    対応不可
  • チタンをプレスする金型
    (要確認)
    (要確認)

※要確認のものは実物次第なので、まずは詳細をお送りください。
○のものに比べて対応できないケースが比較的多いです。

図面なしOK
生産ラインを止めない金型継承。
現物の状態やお困りの内容をお聞かせいただくだけで、
再生可否や最適な対応方法を丁寧にご案内いたします。

REASON

数字と実績から見る「中條製作所が選ばれる理由」

プレス加工実績

50年以上

(創業 1969年、設立 1982年)

メーカー直接取引

30年以上

(自動車・船舶・鉄道・LPガス関連など)

年間の不適合品発生率

限りなく0

(ISO9001取得)

プレス金型製作・修理実績

毎年20件以上

WORK

事例紹介

図面・工程情報がない金型の修理対応

図面や工程情報がない状態の金型について、現物を詳しく調べることで構造を把握し、修理と再現を行いました。

対応内容

現物解析: 金型を精密測定し、各ステーションの位置関係を詳細に解析。
工程推定: 成形品と金型構造から、打ち抜き・曲げ・絞りなどの加工順を逆解析。
補正設計: 製品寸法に影響を与えないよう、微細な補正を実施。
検証・納品: トライ成形で寸法・外観・工程安定性を確認し納品。

成果内容

図面や工程情報がなくても、現物解析と豊富な経験に基づく工程推定により、高精度な修理を実現。修理後の金型は製品寸法への影響を最小限に抑え、安定した生産再開に貢献しました。

プレス金型の改造

新規部品の立ち上げに伴い、金型を製作。
すでに量産中の部品について、メーカー様より寸法改定のご依頼を受けました。
品質基準を維持しつつ、短納期での対応が求められました。

対応内容

全面改修ではなく、必要最低限の改造にて対応。
これにより、迅速な生産再開を実現しました。

成果内容

改定寸法に準じた部品を安定供給し、品質・納期ともにメーカー様のご要望にお応えしました。

プレス加工の工程削減と寸法の安定化を目的としたプレス金型更新提案

更新内容:旧金型(2001年製)から新金型(2022年製)へ。
課題:従来は「ハット曲げ後に穴あけ」を行う工程順のため、穴ピッチ寸法にばらつきが生じやすく、精度の安定化が課題でした。

対応内容

改善策:穴あけ工程を先行させることで、以下の効果を実現

  • 工程数を9 → 6工程に削減
  • 穴ピッチ寸法の安定化
  • 寸法出しの簡略化
  • 作業効率の向上
  • トータルコストの削減

成果内容

本取り組みにより、製品品質と生産性の向上の両立を実現しました。
現場作業の負担を軽減し、より安定した供給体制の構築につながっています。

FLOW

サービス提供の流れ

STEP01

お問合せ・ヒアリング

「図面がない」「供給元が廃業した」など、お客様が現在抱えている金型・部品調達に関する具体的なお困りごとや不安をお聞かせください。
お問い合わせは、当サイトのお問い合わせフォームもしくはお電話:072-962-1905(営業時間 8:00〜16:55)で承っております。お急ぎの場合は、お電話ください。
※古い金型の状態や、必要な部品のロット数、既存の取引先の状況など、可能な範囲で情報をご提供いただけますと、スムーズに対応することが可能です。

STEP02

金型診断・再生方法の
ご提案

お預かりした古い金型を、熟練職人と3Dスキャン技術によって詳細に診断いたします。この診断結果に基づき、「金型再生(復元)」「修理」「改造」のうち、お客様のコストや納期に最も適したハイブリッド再生技術を用いた最適な提案をいたします。

STEP03

金型設計・製作

ご提案内容と御見積書にご納得いただけましたら、金型製作を開始します。
図面が失われた金型も、熟練の匠の技と最新デジタル技術を融合させ、高精度なデジタル資産として復元。ISO9001に基づいた品質管理のもと、長寿命で高精度且つ使いやすい金型を製作します。

STEP04

金型引き渡し

再生した金型を試運転・検証し、精度・寸法・動作を確認。微細な調整を行い、製品として安定稼働できる状態へ整えます。
そして完成した再生金型をお客様へご納品いたします。

STEP05

ご希望のお客様へ
試作・量産・安定供給

金型再生後も、「新たな供給元を探す手間をなくしたい」というお客様には、そのまま弊社のプレス加工設備を用いた試作・量産・安定供給まで一貫してご対応いたします。
・金型設計とプレス現場の連携によるトラブル率の低減を実現。
・お客様の厳しい品質要求に応える中條クオリティで、安定した品質の部品を納期厳守で供給いたします。

FAQ

よくある質問

他社で断られたプレス金型でも見ていただけますか?

もちろん、拝見させていただきます。中條製作所では、他社で難しいとされた金型や加工内容でも、門前払いすることはありません。まずは図面や現物、または詳細をお聞かせください。長年の経験と技術力から、代替案や解決方法をご提示し、お客様の課題解決に尽力いたします。

プレス加工部品しか手元にない場合でも金型製作はできますか?

はい、可能です。図面がない状態でも、お手元にある現物部品から金型を製作することができます。現物から採寸し、高精度なプレス金型製作を実現します。まずはお気軽にご相談ください。

製造工程が多くて困っています。工程数を減らすための改造などは可能ですか?

はい、対応可能です。現在お使いの金型を見せていただき、可能ならば工程集約や見直しによる工程数削減をご提案します。当社のプレス金型設計・製造のノウハウを活かし、品質を維持しながらコストダウンと生産性向上につながる改造をご提案します。

部分的な修理・改造にも対応できますか?

はい、可能です。摩耗したパンチやダイの交換、部位ごとの修正・改造も承ります。現場の用途やロット数に応じた最適案を設計段階からご提案します。

金型再生には、どのくらいの費用と納期がかかりますか。

金型の状態や複雑さ、求める精度、そしてロット数によって大きく変動するため、一律の費用や納期をお伝えすることはできません。まずは金型を拝見し、熟練職人が詳細に診断させていただいた上で、お客様の予算と納期に合わせた最適な再生計画とお見積もりを提示させていただきます。

金属プレス加工も請け負っていただけますか?

はい、承っております。当社はプレス金型設計・製造からプレス加工、さらには二次・三次加工まで、製品実現に向けた工程を一貫して請け負うことができます。これにより、お客様の業務負担を大幅に軽減し、コスト削減と納期の短縮に貢献いたします。

図面なしOK
生産ラインを止めない金型継承。
現物の状態やお困りの内容をお聞かせいただくだけで、
再生可否や最適な対応方法を丁寧にご案内いたします。